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Eating is living. Living is eating.

食べることは、生きること

大瀬 由生子

日本人は、古来より自然とのつながりを大切にしてきました。しかし、現代に生きる私たちは、自然や大地とのつながりを忘れかけているのではないでしょうか。その結果、本当の豊かさを見失っているではないか。この危機感を持って立ち上げたのがFOOD LIFE SCHOLARS(フード・ライフ・スカラーズ)の活動です。

食べることは、生きること。FOODには食と風土をかけ、LIFEには生きとし生けるものの命の共存、人としての幸せな生活、そして社会の豊かさへの期待をかけています。SCHOLARSとは「探求するもの」という意味です。食とものづくりに焦点を当てながら、それが根差す自然と大地とのつながりを見つめ直す取り組みです。

スカラーズの取り組み

スカラーズの多様な分野への専門性、知識と経験、幅広いネットワークを活用して、持続可能な社会や経済、人々の豊かな暮らしを実現する様々な取り組みを自ら実践し、また実践する人や組織を支援しています。

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事業プロデュース

スカラーズがカバーする多様な分野で活躍する事業者と組み、様々な製品やサービスの新規事業をプロデュースしています。

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コンサルティング

スカラーズが持つ専門性を必要とする国内外の事業者に対して、経営や製品・サービス開発のコンサルテーションを提供しています。

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セミナー・イベント企画

食文化やライフスタイルに関するセミナーやイベントの企画・運営を行なっています。特に若者の教育や文化輸出に注力しています。

お知らせ

食べることは生きること

心を満たす「食べること」 「食べること」は、ただ生命維持に必要な栄養分を体に取り込むことだけの営みではありません。もちろんそれは絶対に欠かせない最も重要なことです。健康に良くないものをとり続ければ、体は悲鳴をあげ、ついに

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序文

食べること という窓から社会をのぞいてみる。 そこから見える景色について考える。 生きることに思いを巡らす。 豊かさの意味や、幸せについて問いかけてみる。 ここは、そういう思考の実験場である。   あるいは、こ

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スカラーズのカバー領域

スカラーズでは、多くの仲間やパートナー達と連携し、幅広い領域をカバーしています。

食文化

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ものづくり

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アウトドア

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アート

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教育

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街づくり

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棕櫚製たわし 有限会社サガラ
棕櫚製 伝統たわし

ねこのこたわし

 棕櫚製のたわしは、伝統的な工法でひとつひとつ手作りで制作されています。 棕櫚製のたわしは柔らかく、手にも肌にも優しくできています。使った後に乾きやすいようにデザインされ、 芯材にも錆びにくい亜鉛引線を使用。日本の風土や文化に適したつくりです。

  • 中:1,320円(税込)
  • 小:880円(税込)

 棕櫚製のたわしは、伝統的な工法でひとつひとつ手作りで制作されています。 棕櫚とは、ヤシの木の一種で、その樹皮の繊維を利用しています。

耐水性、 耐腐食性、伸縮性に優れていることから、日本では高級な箒などで使われて います。棕櫚の最大の特徴は、その柔らかい感触です。一般的に流通しているパームや樹脂系素材製のたわしと違い、棕櫚製のたわしは柔らかく、手にも肌にも優しくできています。使った後に乾きやすいようにデザインされ、 芯材にも錆びにくい亜鉛引線を使用。日本の風土や文化に適したつくりとなっています。

  • レギュラーサイズ:1,320円(税込)
  • ミニサイズ:880円(税込)
打刃物 子供包丁

初めての包丁

子供が初めて手にした包丁を一生使い続けて欲しい。長い間大切にできる調理道具として子供に使いやすく、大人になっても魅力が増す特別な包丁を届けたい。江戸時代から続く刀鍛冶の伝統を引き継ぐ刀匠、四代目宗秋の技術によって、1本1本手作りされています。

  • 13,200円(税込)
  • 3種類の柄のオプション

子供が初めて手にした包丁を一生使い続けて欲しい。包丁を贈ってくれた人との思い出や、作り手のストーリーとともに長い間大切にできる調理道具。子供に使いやすく、大人になっても魅力が増す特別な包丁を届けたい。そんな願いを込めて、葛飾区の八重樫打刃物製作所とスカラーズが開発に1年以上をかけた「打刃物 子供包丁」が誕生しました。

江戸時代から続く刀鍛冶の伝統を引き継ぐ刀匠、四代目宗秋の技術によって、1本1本手作りされています。刃先には硬い鋼を使用。切れ味よく、一生使い続けることができる作品になっています。

  • 13,200円(税込)
  • 3種類の柄のオプション
公式ショップへ

Food Life Scholarsがプロデュースする製品を販売。

食は、体、こころ、自然と社会につながっている

食べることを考えることで、生きることを考えてみたい。生きることを考えることで、食べることを考えてみたい。

生きるために食べることが切実だった時代、人は太陽の恵に感謝し、大地とつながっていた。食べることは、すなわち生きることであり、人と繋がり、社会と繋がることであった。

科学が進歩し、技術が発展し、現代に生きる私たちは食べることの意味や有り難さを忘れてしまうほどに、高度に「豊か」になることができた。しかし、その豊かさの代償に、食べることがつないでいた自然や社会との紐帯は断ち切られ、生きること、生かされていることの実感を見失うまでになってしまった。私たちは、大地の上を歩いていながら、それが大地であることを忘れている。この断絶に、人は耐えていけるのだろうか。

食べることは、生きることである。そして生きるために、食べるのである。現代において失われた結びつきを再び取り戻す試みが、フード・ライフ・スカラーズである。