Eating is living. Living is eating.
大瀬 由生子
古代から連綿と繋がれてきた技術や伝統は、食べることをずっと支え、私たちの生活に寄り添ってきてくれた。
作り手の思いが込められた道具を長く大切に使いたい。
棕櫚製のたわしは、伝統的な工法でひとつひとつ手作りで制作されています。 棕櫚製のたわしは柔らかく、手にも肌にも優しくできています。使った後に乾きやすいようにデザインされ、 芯材にも錆びにくい亜鉛引線を使用。日本の風土や文化に適したつくりです。
棕櫚製のたわしは、伝統的な工法でひとつひとつ手作りで制作されています。 棕櫚とは、ヤシの木の一種で、その樹皮の繊維を利用しています。
耐水性、 耐腐食性、伸縮性に優れていることから、日本では高級な箒などで使われて います。棕櫚の最大の特徴は、その柔らかい感触です。一般的に流通しているパームや樹脂系素材製のたわしと違い、棕櫚製のたわしは柔らかく、手にも肌にも優しくできています。使った後に乾きやすいようにデザインされ、 芯材にも錆びにくい亜鉛引線を使用。日本の風土や文化に適したつくりとなっています。
子供が初めて手にした包丁を一生使い続けて欲しい。長い間大切にできる調理道具として子供に使いやすく、大人になっても魅力が増す特別な包丁を届けたい。江戸時代から続く刀鍛冶の伝統を引き継ぐ刀匠、四代目宗秋の技術によって、1本1本手作りされています。
子供が初めて手にした包丁を一生使い続けて欲しい。包丁を贈ってくれた人との思い出や、作り手のストーリーとともに長い間大切にできる調理道具。子供に使いやすく、大人になっても魅力が増す特別な包丁を届けたい。そんな願いを込めて、葛飾区の八重樫打刃物製作所とスカラーズが開発に1年以上をかけた「打刃物 子供包丁」が誕生しました。
江戸時代から続く刀鍛冶の伝統を引き継ぐ刀匠、四代目宗秋の技術によって、1本1本手作りされています。刃先には硬い鋼を使用。切れ味よく、一生使い続けることができる作品になっています。
Coming soon!
食べることを考えることで、生きることを考えてみたい。生きることを考えることで、食べることを考えてみたい。
生きるために食べることが切実だった時代、人は太陽の恵に感謝し、大地とつながっていた。食べることは、すなわち生きることであり、人と繋がり、社会と繋がることであった。
科学が進歩し、技術が発展し、現代に生きる私たちは食べることの意味や有り難さを忘れてしまうほどに、高度に「豊か」になることができた。しかし、その豊かさの代償に、食べることがつないでいた自然や社会との紐帯は断ち切られ、生きること、生かされていることの実感を見失うまでになってしまった。私たちは、大地の上を歩いていながら、それが大地であることを忘れている。この断絶に、人は耐えていけるのだろうか。
食べることは、生きることである。そして生きるために、食べるのである。現代において失われた結びつきを再び取り戻す試みが、フード・ライフ・スカラーズである。